痔核(いぼ痔・イボ痔)には? |
| 痔核(いぼ痔)には内痔核と外痔核があります。 |
内痔核とは? |
| 内痔核は、肛門の中の直腸静脈に静脈血がたまって、感染と腫脹をおこしできた静脈瘤です。排便、立ち仕事、妊娠などで、腹圧が過度にかかると静脈瘤ができます。不規則な排便習慣で、排便時にいきんだり、きばりすぎて、だんだんうっ血し、直腸の静脈瘤が腫れてきて、内痔核になります。 |
内痔核の症状はどのようなもの? |
| 内痔核の症状は「出血」です。直腸粘膜の下に拡張した静脈叢から出血し、赤い血が飛びちります。内痔核が進行すると、出血だけでなく、痔核がだんだん大きくなり、肛門の外に飛び出し「脱肛」になります。重症の内痔核による脱肛患者には手術が必要になります。 |
内痔核の治療法 |
| 内痔核には「切らない治療法」として、肛門を清潔にして、便秘や下痢にならないように便通を整えます。座薬や軟膏を使用したり、鎮痛剤や抗消炎剤を投与します。内痔核や脱肛患者には、PPH(自動縫合器による直腸粘膜切除術)がわが国でも行われるようになり、普及しつつあります。PPH(自動縫合器による直腸粘膜切除術)という新しい痔の手術法は、1993年にオーストリアのセントエリザベス病院の大腸・肛門外科部長のアントニオ・ロンゴ博士により開発されました。特殊な専用機器で下部直腸粘膜にできた内痔核を上に押し上げ、機器で簡単に切除し、縫合する手術です。手術後の肛門がきれいで、手術後の痛みがすくないのが特徴です。治療の対象になるのはおもに内痔核です。わが国では健康保険に採用されておりませんので自費となりますが日帰り手術も可能です。炭酸ガスレーザーによる手術で痔核、裂肛、痔瘻を治療している施設もあります。 |
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